【法人企業景気予測調査】中国地方4~6月期

~中国財務局まとめ~

 

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中国財務局が、中国地方の2025年4月~6月期景況感を発表しました。
景況判断指数(BSI)▲7・4%前回調査(2025年1月~3月期)から2・5㌽下がり2四半期続けて悪化。 アメリカの関税政策への懸念などから5期ぶりのマイナスとなりました。

 

製造業: ▲13・4%㌽(8・1㌽down)
前期差順:非鉄金属 ▲ 50.0(▲ 90.0㌽) 自動車・同附属品  ▲ 50.0(▲ 45.7㌽) はん用機械  ▲ 22.2(▲ 38.9㌽)

自動車業界では関税の影響により、一部の部品メーカーで受注の減少が始まっています。これに伴い、生産用機械の分野では、自動車関連の設備投資を見送る動きが見られます。

 

非製造業: ▲3・9%㌽(0・7㌽up)
前期差順:宿泊、飲食サービス  30.0(+61.0㌽) 娯 楽  33.3(+58.3㌽) ③建 設  ▲ 23.6(▲ 29.1㌽)

大型連休における観光需要の高まりが、宿泊・飲食サービス業の業績を押し上げました。一方で、建設業では資材費や人件費の高騰が業況を悪化させています。

 

規模別:大企業  ▲5・6%㌽ 中堅企業 ▲1・0% と「下降」超に転じ、中小企業 ▲11・2%㌽ と「下降」超幅が拡大しています。

県別:広島▲13・5%㌽(▲ 29.1㌽)岡山▲4・3%㌽(▲ 5.6㌽)山口▲10・4%㌽(+0.6㌽)島根5・7%㌽(+23.0㌽)鳥取▲7・1%㌽(+2.3㌽)

業種別4-6月

規模別4-6月※画像:中国財務局より引用

雇 用(回答企業数685社)2025年6月末の従業員数判断BSIは、31.2%ポイントと前期(2025年3月末)に比べ「不足気味」超幅が縮小しています。

 

先行き:令和7年7~9月期は3・0と「上昇」超に転じる見通し。業種別にみると、製造業、非製造業のいずれも「上昇」超に転じる見通しとなっています

 

※BSI前期比判断「上昇」と回答した企業の割合(%)「下降」と回答した企業の割合(%)
※2025年5月15日時点・調査対象企業数:750社⇒回答企業数:702社

 

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