【中国地域の景況感 (D.I.)】 5月調査
投稿日:2025.06.27
~中国経済連合会アンケート~
いつも弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
中国経済連合会より5月中国地域の企業の景況感(D.I.)が▲7・2と発表されました。
2月の前回調査から▲3.1㌽の悪化です。
前回調査に引き続き原材料・資材価格の上昇によるマイナス要因が多くを占めました。「どちらともいえない」とする回答は 73%です。
製造業➡▲19・7(前回比▲1.2㌽)悪化
非製造業➡▲11・7(前回比▲8.1㌽)マイナスへ転じた
建設業➡18・4(前回比+2.0㌽)8 期連続プラスを維持
【景況感が良いとした回答要因】
1位 設備投資の増加 72.7% 〔前回比+3.9〕
2位 企業収益の回復 50.0% 〔同+12.5〕
3位 公共投資の増加、賃金の上昇 36.4%
【景況感が悪いとした回答要因】
1位 原材料・資材価格の上昇 51.4% 〔前回比▲23.0〕
2位 個人消費の減少 37.8%〔同▲3.2〕
3位 企業収益の悪化 37.8%〔同+1.9〕
【価格転嫁】
一部でも価格転嫁できている 75.2%〔前回比▲1.2〕
【価格転嫁できたもの内訳】
1位 原材料・資材価格 76.0% 〔前回比+6.5〕
2位 人件費 43.3% 〔同▲1.8〕
全くできていない 7.4%〔同+0.6〕
【価格転嫁できていないもの内訳】
1位 人件費 68.9% 〔前回比▲1.2〕
2位 物流費(輸送・倉庫) 38.5% 〔同+1.8〕
【雇用状況】
雇用判断DI 49.5〔前回比▲4.2〕(「不足+やや不足」割合-「過剰+やや過剰」割合)と不足感が継続しています
【先行き】(2、3か月後)は▲14.5 〔現状比▲7.3〕。製造業で▲34.4〔同▲14.7〕、非製造業で▲12.6〔同▲0.9〕、建設業は+6.1〔同▲12.3〕と,建設業のみプラスを維持しています。現在と先行きの景気動向について「どちらともいえない」と回答した割合も多い結果(現在 72.9%,先行き 71.9%) となっています。
※4月25日~5月27日調査【会員・非会員企業合計710社に調査 221社(31.1%)回答】
※DI(Diffusion Index)は前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値
---
求人情報サイト:広島求人.com