【法人企業景気予測調査】中国地方7~9月期
投稿日:2025.09.17
~中国財務局まとめ~
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中国財務局が、中国地方の2025年7~9月期景況感を発表しました。
景況判断指数(BSI)▲0・7%㌽と前回調査(2025年4月~6月期)から6.7㌽縮小 3四半期ぶりに改善しました。 AI向け半導体装置の伸びで製造業が持ち直したことや、値上げが進んだ非製造業の後押しが要因となっています。
製造業: ▲1・5%㌽(11.9㌽改善)
前期差順:①業務用機械 75.0( +75.0㌽) ②非鉄金属 0.0(+50.0㌽) ③電気機械 25.0(+33.3㌽)
生成AI向け需要を背景に半導体製造装置が好調だったことに加え、自動車関連では受注が計画を上回り、製造業の回復を後押ししました。
非製造業: ▲0・2%㌽(3.7㌽改善)
前期差順:①職業紹介・労働者派遣 ▲50.0(▲50.0㌽) ②その他のサービス 11.8(+27.6㌽) ③医療、教育 0.0(+20.0㌽)
建設は公共工事と民間工事の両方で受注が増え、運輸・郵便は荷動きの増加と運賃の上昇が追い風となりました。
規模別:大企業 1・7%㌽ 中堅企業 9・8%㌽ と「上昇」超に転じ、中小企業 ▲6・7%㌽ と「下降」超幅が縮小しています。
県別:広島:▲1・2%㌽(+12.3㌽)岡山:▲5・0%㌽(▲0.7㌽)山口:▲9・5%㌽(+0.9㌽)島根:3・8%㌽(▲1.9㌽)鳥取:11・2%㌽(+18.3㌽)
画像:中国財務局より引用
雇 用(回答企業数690社):2025年6月末の従業員数判断BSIは、27.8%㌽と前期(2025年6月末)に比べ「不足気味」超幅が縮小しています。
先行き:令和7年10~12月期は+0・1㌽と「上昇」超に転じる見通し。製造業は「不足気味」超幅が拡大し、非製造業は「不足気味」超幅が縮小する見通しとなっています。
※BSI:前期比判断「上昇」と回答した企業の割合(%)-「下降」と回答した企業の割合(%)
※2025年8月15日時点・調査対象企業数:744社⇒回答企業数:700社(94・1%)
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