【中国地域の景況感 (D.I.)】 8月調査
投稿日:2025.10.01
~中国経済連合会アンケート~
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中国経済連合会より8月中国地域の企業の景況感(D.I.)が▲7・4と発表されました。
5月の前回調査から+7.3㌽と前回調査と同水準となりました。
前回調査に引き続き、マイナス要因は原材料・資材価格の上昇がトップ。次いで労働力不足,個人消費の減少と続きました。なお,「どちらともいえない」とする回答は 69.0%です。
製造業➡▲9・5(前回比±10.2㌽)上昇
非製造業➡▲13・3(前回比▲1.6㌽)低下
建設業➡+7・6(前回比▲10.8㌽) 9期連続プラスを維持するも大きく低下
【景況感が良いとした回答要因】
1位 設備投資の増加 66.7% 〔前回比▲6.0〕
2位 企業収益の回復 44.4% 〔同▲5.6〕
3位 公共投資の増加 33.3%
【景況感が悪いとした回答要因】
1位 原材料・資材価格の上昇 47.7% 〔前回比▲3.7〕
2位 労働力不足 40.9%〔同+11.2〕
3位 個人消費の減少 36.4%〔同▲1.4〕
【価格転嫁】
一部でも価格転嫁できている 78.4%〔前回比+3.0〕
【価格転嫁できたもの内訳】
1位 原材料・資材価格 72.6% 〔前回比▲3.4〕
2位 人件費 52.4% 〔同+9.1〕
全くできていない 3.3%〔同▲4.1〕 製造業・非製造業とも「全くできていない」とした割合が減少
【価格転嫁できていないもの内訳】
1位 人件費 64.7% 〔前回比▲4.2〕
2位 物流費(輸送・倉庫) 35.3% 〔同▲3.2〕
【雇用状況】
雇用判断DI 50.7〔前回比+1.2〕(「不足+やや不足」割合-「過剰+やや過剰」割合)と不足感が継続しています
【先行き】(2、3か月後)は▲7.9 〔現状比▲0.5〕。製造業で▲11.1〔同▲1.6〕、非製造業で▲9.8〔同+3.5〕、建設業は±0.0〔同▲7.6〕と,これまでプラス維持だった建設業も分岐点まで低下。現在と先行きの景気動向について「どちらともいえない」と回答した割合も多く(現在 69.0%,先行き 74.7%) なりました。
※8月1日~8月31日調査【会員・非会員企業合計708社に調査 229社(32.3%)回答】
※DI(Diffusion Index)は前年同月より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値
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