ライドシェア 

手探り状態

 

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◆中国運輸局は、タクシー会社が運営主体となり、一般ドライバーが自家用車などを使って有料で客を運ぶ

日本版ライドシェア」について、広島都市圏の7事業者の申請許可しました。

観光地や繁華街などのタクシー不足の解消を図る新たな試みですが、一般ドライバーの確保やニーズ把握の難しさといった課題も、

様子見のタクシー事業者もあり、手探り状態のようす

中国運輸局によると、広島都市圏で「ライドシェア」への参加意向を示す27事業者のうち、5月末現在で15事業者に許可。

許可台数は月―木曜14事業者計29台金・土曜15事業者計66台

日曜13事業者計22台

事業の成功には運転手の確保が欠かせない。

 

◆某タクシー業(西区)には、5月末までの1週間に「ライドシェア」に関する問い合わせが20件超あったといいます。

ただ、一般ドライバーとの契約にはハードルもあります。

希望者の大半は副業と考え、本業との調整が必要不可欠となりそうです。

同タクシー社長は「本業で朝から働き、さらに未明まで運転手をするのは安全面で無理がある」と述べられています。

需給バランスが見通せないとの声も。

 

国土交通省が不足台数を割り出した配車アプリのデータは昨年10~12月の数値で、現在はタクシー不足が改善されつつあると受け止める事業者は多いようです

許可申請を出していないという事業者は「スポーツなどのイベントや天候などで需給のバランスは崩れる。制度の趣旨には賛同するが様子見の状態だ」と打ち明けています。

 

「ライドシェア」はアプリ上で事前にルートと運賃を決めてから運行。

乗客の指示による近道は原則難しく、トラブルにもなりかねないとしています。

別某タクシーグループの常務は「始めてみないと分からないことも多い。利用者に制度を理解してもらうための取り組みも必要だ」と話されています。

 

ライドシェア

 

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