60代の採用活発化

経験豊富な即戦力

 

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●先日、広島県内の企業で、60代の人材を採用する動きが活発になっている様子です。

産業雇用安定センター広島事務所(広島市中区)が支援した60歳以上の再就職者数は、2023年度過去最多となった模様です。

●少子高齢化と人手不足を背景に、定年退職年齢引き上げる企業相次いでいます
●某保険会社に勤めていた某氏は、広島事務所の紹介で大手ビルメンテナンス業に再就職して1年経過します。

●かつて某保険会社での経験を買われ、けがをしやすい作業や環境の改善を担う役割をされています。

●前職は65歳まで働けたが、70歳まで働こうと2年前に退職され、「これまでの経験も生かせて充実している」と表情がやわらぐ。
大手ビルメンテナンス業は「滑り止めを付けるなどして安全性が高まった現場も多い」と某氏を評価。

●新卒採用が競争激化で難しくなる中、広島事務所の紹介で、これまでに60代10人採用
産業雇用安定センター厚生労働省の外郭団体。雇用保険の受給者を「即戦力」とし、再就職移籍を支援します。

●対象を60歳以上に絞ったキャリア人材バンク事業を16年度に開始。

初年度に1人だった広島事務所での再就職者は、23年度に最多の155人に増えた。
●企業も定年を延長するなど社内制度を見直しを検討しています。

●地場流通大手企業(東区)は60歳定年来春から毎年1年ずつ延ばし、将来は65歳にする方針。

●広島発祥某お菓子メーカー(東京)は4月、高度なスキルを持つ人材や、ノウハウの継承に貢献する管理職を対象に65歳過ぎて働けるように変更。

報酬定年時や現役の水準に引き上げ
●就職情報会社によると、40代以上求人に特化したサイトでは、求人の約8割が60代歓迎

●3月、60代向け求人数は約37300で、2年前の約5に倍増。
政府は労働力や社会保障制度の担い手を増やすため、高齢者の就労を推奨している。

21年に改正高年齢者雇用安定法を施行し、70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務としています。

 

60歳以上再就職者数

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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