【中小企業D.I.】2025年度 第1回アンケート
投稿日:2025.09.05
広島県中小企業家同友会(2025年7月アンケート)
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広島県中小企業家同友会が、2025年度 第 1 回【経営課題と政策要望のアンケート調査】をまとめました。
業況判断DI➡D.I.=6.0(前回から±0㌽)
業種別➡製造:▲8.0(前回▲7.0) ・建築:+6.2(+4.6) ・卸小売:▲8.8(▲3.7) ・サービス:+16.2(+15.8)*踏みとどまっている
経常利益DI➡D.I.=+22.2(ほぼ横ばい)
トランプ関税の影響➡ 1位:悪い影響・予測不可:37.9% 2位:影響なし:22.7%
経営上の問題点➡1位:人件費の増大:42.8% 2位:従業員不足:32.2%
従業員の賃金➡ 上げた: 67.0% (1~2%アップ:25.0% 3~5%アップ: 56.0%) *税・社会保険料の負担増(24.2%)
物価上昇分の価格転嫁➡ 1位:まったく出来ていない:30.0% *賃上げや事業継続が困難になる企業が出る懸念がある
資金繰り➡D.I.=7.4(▲4.0㌽)*3期連続の悪化
経営課題➡ 1位:人材の確保・育成・定着 56.3% *賃上げや社保料増で負担が高まり、採用より本業重視へ傾いている
1年後の経営状況の見通しDI➡D.I.=17.0(▲4.4㌽)*4期連続の悪化
企業への重税や社会保険料の負担増が賃上げを阻害し、社員の手取りが増えない状況です。この難局を乗り越えるには、企業の社会的使命を再確認し、社員の主体性を活かした「21世紀型中小企業づくり」の実践が不可欠です。
※調査期間:2025年7月1日~22日【会員数: 3000名に調査➡ 回答:2086名(69.5%)】
※D.I.(Diffusion Index)は前回調査より景気が「良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた値
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