広島の有効求人倍率1.25 倍(3月分)全国15位

広島の有効求人倍率1.25倍と広島労働局より発表がありました(3月分)

 

広島労働局発表の3月度広島の有効求人倍率は1.25倍(全国第 15 位、中国地方第5位)

 

基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているが、求職者の増加もみられ、新型コロナウィルス感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある。』と発表されました。

 

新規求人倍率➡  2.34倍・前月比 0.16ポイント上昇(2か月ぶりに上昇)

新規求人数➡ 20,043人・前月比 3.8%増加(4か月ぶりに増加)

新規求職者数➡ 在職者が 3,133人・前年同月比 1.3%増加、離職者は 5,983人・前年同月比 1.1%増加

正社員有効求人倍率➡  1.03倍(前年同月と比べ 0.2ポイント低下

 

産業別では、前年同月と比べ、卸売・小売業(29.0%減)、 教育・学習支援( 67.3%減)、情報通信( 52.8%減)、生活関連サービス・娯楽( 21.3%減)、医療・福祉( 4.1%減)運輸・郵便業( 12.1%減)、 学術研究、専門・技術( 22.2%減)建設( 20.3%増)宿泊・飲食サービス( 18.6%増)製造業6.4%増 うち自動車 8.1%減・うち造船 21.3%減)、サービス業( 0.2%増)、 11業種中7業種で減少の発表となりました。   

 

さて、令和2年度の月の平均有効求人数は、57,092 人で、前年比で 26.4%減少。有効求職者数は 44,157人で 11.7%増加。その結果、2020年度平均の有効求人倍率が1.29倍となり、前年度を0.67ポイント下回ったと広島労働局より発表されました。新型コロナウイルスの感染拡大で求人が減り、第一次オイルショックの影響で0.88ポイント落ち込んだ1975年度以来、45年ぶりの下げ幅となったそうです。

連休中に多くの方々が訪れていたこともあり、広島は感染拡大傾向(ステージ4相当)にあることから、まだしばらく雇用に与える影響も注視が必要になりそうです。

 

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