広島の有効求人倍率1.20 倍(11月分)全国11位

広島の有効求人倍率1.20倍と広島労働局より発表がありました(11月分)

 

広島労働局発表の11月度広島の有効求人倍率は1.20倍(全国第 11 位、中国地方第5位)

 

基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているが、 求職者の増加もみられ、新型コロナウィルス感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある。』と発表されました。

 

新規求人倍率➡  2.28倍・前月比 0.11 ポイント上昇(2か月ぶりに上昇)

新規求人数➡ 20,924人・前月比 7.1%増加(2か月ぶりに増加)

新規求職者数➡ 9,175 人・前月比 1.9%増加(2か月連続増加)

正社員有効求人倍率➡  0.98倍(前年同月と比べ 0.46 ポイント低下

 

産業別では、前年同月と比べ、卸売・小売業( 45.0%減)、 サービス業( 26.4%減)、製造業( 24.7%減 うち自動車 41.1%減・うち造船 9.5%減 )、医療・福祉( 15.2%減)、宿泊・飲食サービス( 9.3%増)運輸・郵便業( 28.9%減)、 学術研究、専門・技術( 29.8%減)、生活関連サービス、娯楽( 13.4%減)、教育学習支援( 4.9%減)情報通信( 31.4%減)建設( 4.7%減)、 11業種中10業種で減少の発表となりました。  

 

さて、昨年より引き続くコロナ禍での経済活動の急激な落ち込みの割に、失業率の上昇が限定的にとどまっているとの見方もされています。

これは、雇用調整助成金の拡充により、仕事を失った方の多くが休業者扱いとなっているという背景によるもの。

対して、新卒採用計画(日銀短観)では、2020年度に前年比マイナス2.6%と10年ぶりの減少となった後も、2021年度は同マイナス6.1%と減少幅が拡大しており、日本経済の将来を担うべき若者がそのしわ寄せを受ける状態となっています。   
 
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