広島の有効求人倍率 1.55倍(3月度)全国 8位

厚生労働省 広島労働局統計(3月度)

 

広島労働局発表の3月度有効求人倍率は 1.55 倍(全国 第8位、中国地方 第3位)

 

基調判断『県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きもみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。と発表されました。

 

新規求人倍率➡ 2.89倍・前月比 0.18ポイント上昇(3か月ぶりに上昇)

新規求人数➡  25,049人・前月比 6.6%増加(5カ月ぶりに増加 )

新規求職者数➡ 在職者が 2,965人・前年同月比 1.9%減少、離職者は 5,663人・前年同月比 1.3%増加

正社員有効求人倍率➡  1.16 倍(前年同月と比べて 0.05 ポイント上昇

 

産業別(前年同月比)  11業種中9業種で増加2業種で減少の発表となりました。

増加➡サービス業(+648 人、14.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(+179 人、16.5%増)、卸売業,小売業(+126 人、2.8%増)、生活関連サービス業,娯楽業(+108 人、19.5%増)、教育,学習支援業(+66 人、24.7%増)、運輸業,郵便業(+51 人、4.0%増)、製造業(+28 人、0.9%増)、情報通信業(+10 人、4.0%増)、学術研究,専門・技術サービス業(+3 人、0.6%増)

減少➡建設業(▲235 人、12.8%減)、医療,福祉(▲44 人、0.8%減)

 

広島県有効求人倍率前月より0・01ポイント低下

新型コロナウイルス禍が落ち着き、物価の高騰も影響したことで求職者が増え、3カ月連続で低下しました。
広島労働局阿部充局長は「コロナ禍の影響が終わったことや物価高から求職者が増えている。求人数も増加傾向にあり、雇用情勢は安定が続いている」と話ました。

また、厚生労働省が同日発表した3月中国地方の有効求人倍率1・55倍。山口1・48倍、岡山1・57倍、島根1・61倍、鳥取1・51倍といずれも低下か横ばいとなりました。

 

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