広島の有効求人倍率1.31 倍(4月分)全国11位

「新規求人は上向いているが、おととしの水準には至っていない」局長談

 

広島労働局発表の4月度広島の有効求人倍率は1.31倍(全国第 11位、中国地方第4位)

 

基調判断『県内の雇用情勢は、求人が休職を上回って推移しているが、求職者の増加もみられ、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある。』と発表されました。

 

新規求人倍率➡  2.24倍・前月比 0.1ポイント低下(2か月ぶりに低下)

新規求人数➡ 21,047人・前月比 5.0%増加(2か月連続で増加)

新規求職者数➡ 在職者が 2,167人・前年同月比 8.8%増加、離職者は 9,659人・前年同月比 5.9%増加

正社員有効求人倍率➡  1.00倍(前年同月と比べ 0.1ポイント低下

 

産業別では、前年同月と比べ、生活関連サービス・娯楽( 56.9%増) 製造業16.1%増 うち自動車 95.5%増・うち造船 64.7%減)、医療・福祉( 6.1%増)サービス業( 9.3%増)運輸・郵便業( 15.7%増)学術研究、専門・技術( 40.1%増) 建設( 10.7%増)教育、学習支援( 65.9%増)情報通信( 27.7%)宿泊・飲食サービス業( 1.0%増)卸売・小売業( 4.2%減)11業種中10業種で増加の発表となりました。   

 

 

さて、広島の有効求人倍率は1.31倍で0.06ポイント上がり4か月連続での前月越えとなり、新規求人数(原数値)は22,082人で前年同月を7.6%上回った。産業別でみてみると製造業のうち金属製品と自動車が21か月ぶりにプラス、卸・小売業が25か月連続で前年を下回ったと、広島労働局から発表されました。

また、厚生労働省が発表した中国地方の4月の有効求人倍率は1.35倍で前月より0.05ポイント上昇、4月時点で広島・岡山両県に緊急事態宣言がまだ発令されていなかったため、生活関連サービス、製造業などで新規求人が増加した。

 

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