中国地方【2022年貿易概況(速報)】

~広島税関支署まとめ~

 

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中国地方の2022年の貿易概況(速報)は、輸入額が輸出額を上回り、確認できる1979年以降で最大の8926億円の貿易赤字となったと広島税関支署より発表がありました。

 

輸入額➔  石炭や原油の高騰などを受けて73188億円と、前年から55・5%増↑

輸出額➔  25.4%増↑64262億円。輸出入額とも2年連続の増加で、最大

 

貿易収支➔ 4191億円の黒字だった前年から赤字に転じ、赤字額はこれまで最大だった80年の7675億円を16.3%上回り、貿易赤字は1481億円のマイナスだった14年以来となります。

支署談:資源高や円安、新型コロナウイルス禍からの経済回復が、輸入額を中心に影響した」とみています。

 

【輸入】

品目別:石炭が14535億円で2.8倍に急増↑、原油・粗油は78.9%増↑(いづれも数量は微増)

輸入元別:金属鉱などが伸びたアジアが44.5%増↑、原油・粗油が増えた中東は75.7%上昇↑

【輸出】

品目別:鉄鋼が11933億円で36.4%増↑、石油製品は5141億円で3.1、自動車は16847億円と18.9%🆙

中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の解除で、後半は一定に回復したとみられます。

輸出先別:米国が1196億円で33.1%増↑、中国は鉄鋼などが好調で11.3%増↑

 

【輸出元県別】

広島県:自動車と鉄鋼が伸びた広島は27454億円で23.2%🆙山口県:石油製品が伸びて17.4%上昇↑

岡山は石油製品、島根は織物用繊維など、鳥取は鉄鋼がけん引

輸出入を合わせた中国地方の貿易総額は13兆7451億円で39.8%増↑、最大となりました。

 

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